今日1月14日(日)は三島市民文化センターで弊所属の公益社団法人「日本詩吟学院 駿河岳風会」の初吟会がありました。
初吟会では昨年の昇段審査で奥伝位以上(6段より上)の合格者に許證(認定証)授与式があるので、今回は紺ブレザーとネクタイをして参加しました。受付で参加者が記帳をするようになっていましたが、記入欄が良く分からず戸惑っていると、受付の女性から「どの教場の師範の先生ですか?」と尋ねられ「いえ、全くのぺ―ぺーですから」と応えると、「それは無いでしょう!?」と言われました。当会で私より若い男性は居ないので、ありえない間違いなのですが悪い気はしませんよ。紺ブレザーとネクタイの威力は大きかったですねぇ~。

 初吟会では前記授与式と講師の先生方の指導により漢詩、和歌、俳諧歌などを参加者全員で合吟をしました。段位とは別に人に吟を教えられる資格は「準師範⇒師範⇒正師範⇒上席師範」など段階があります。小生も漸く「準師範」を受ける資格を得たわけですが、研修や講習会などがやたら多くなり、時間と金を費やすことになるので現状では当分の間、取得する余裕はありません。それにしても年々増加する物故者に対して新規入会者が少ないので会員数はどんどん減少していってしまいます。
 腹の底から声を出すのは本当に気持ち良いですし、その詩の時代背景から歴史を学び、先人達の思いを知ることは楽しいと思います。今回も会場はかなり空席が目立ち残念でした。本ブログをご覧の方々で、詩吟に興味があるようでしたら是非、小生までご連絡ください。