本日、部活でバレーボールをやっていて時々肩の痛みで施術を受けに来る某高校一年生が、夏休み課題である「ジョブ・インタビュー」をさせてくれということで受けることになりました。高校生がこれから勉強して社会人に成っていくにあたり、実際に働いている人にインタビューして考察するらしいのですが、当初インタビュー依頼を受けた時に「おじさんは現在趣味で仕事をしているようなものだから、インタビューするならもっと現役でバリバリ仕事している人に交渉した方が良いと思うよ!」と断っていたのですが、ついに高校生に押し切られてしまいました。
「仕事していてどんな時に喜びを感じますか?」「仕事で心掛けていることは何ですか?」など質問を受けながら、あまりに綺麗ごとで返答しようとすると自己矛盾にも突き当たり、突っ込みもするどく時々絶句させられる場面もありました。
インタビューの途中で逆に小生から「おじさんは社会生活で大切なことは『おもいやり』だ考えているのだけど、漢字一字で書くとしたら何だと思う?」と逆質問したら、即座に「『仁』という字ですか?」と答えが返ってきました。小生が60余年かけて辿り着いた境地を16歳の子に「あっけなく」返されてしまいました。高校生が賢いのか、私が愚かなのか?多分後者だと思いますが、とても将来が楽しみな高校生と出会えて嬉しかったです。