先日、弊所属空手道場(無限塾秀志館)で新ポスターを作成するということになり、道場生全員が三島市民体育館の武道場に集合し写真撮影をしました。現在、幼稚園から小学5年生までの20数名が全日本空手道連盟和道流をベースに稽古していますが、大人は顔面防具を着用した直接加撃ルール(フルコン)で稽古をするという変則的な道場です。そもそも大人達の出身が和道流、糸東流、松濤館、極真系など様々ですからちょっと稽古はアナーキー感があります。
現在、小生は主に土曜日の稽古指導を担当していますが、幼稚園の子供たちには毎回往生させられています。まだ人間の脳みそ(?)が発達途上なので稽古中に眠くなったり、鼻水提灯を膨らませていたり、また突然鼻血を滴らせたりで号令を掛けながらティッシュを持って大忙しなこともあります。
最近は低年齢で空手を始める子が多くなっているので幼稚園の先生並みに指導も大変です。しかし、子供というのは個人差もありますが、ある時期から目を見張るような著しい成長があるのが不思議なところであり、また楽しいところでもあります。ただ子供達から見たら小生はまさに「白髪のおじいちゃん」に見えるでしょうから、空手との関わりもあと僅かという気がしています。引き際というものは何でも潔い方が良いでしょうから....