今日は下田市立弓道場へ片道2時間をかけて弓道四段の昇段審査に行って参りました。
直近のブログ掲載の通り的中率があまりに低い状態でのチャレンジでありましたが、予想通り一手2射共に的を外し呆気なく不合格になりました。今回の4段合格者は13名中3名で23%の合格率でしたが、先ずは的中しないことには合否の検討対象にも入いらないのです。
今回も5人立ち審査の立ち順で不運にも審査員に一番近い「オオマエ」となってしまい、審査員5人の先生方の顔を間近に見て緊張していたようです。ビデオで射を見返すと悪い箇所が良く分かりますが、4段審査にチャレンジし始めてから毎回「オオマエ」になる巡りあわせであり、多分立ち順が変わった時が合格の時と自らを慰めています。

しかし、収穫もありました。前回審査の筆記試験が合格最低ラインの60点だったのに大きなショックを受けたのですが、今回は75点ということで少しアップしました。採点担当の先生に小生の哲学的(?)な表現を少しは評価頂けたのかなと少し嬉しく思いました。
これまでの人生であまり試験・審査の類で落ちるという経験はなかったのですが、60歳を過ぎてから弓道で何度も不合格という屈辱を味わうことになろうとは思ってもいませんでした。しかし、審査を受けるという目標があればこそ稽古を続ける張り合いにもなりますし、審査で味わう緊張感と屈辱も日常生活にメリハリを生むようで楽しくもあります。という訳で次回チャレンジに向けて頑張ります。