今年はコロナ禍で弓道の昇段審査や各イベント等の中止が続いており、受審をあきらめていましたが、本日、今年初めての第一回静岡県地方審査が開催されました。 
 日頃の稽古では的中率が悪く、とても審査を受けるような状況ではありませんでしたが、今回は「3密」を避けるため、筆記試験の代わりにレポート提出、時間短縮のため四段審査では肌脱ぎ無し(着物ではなく通常の道着)という「甘い汁」に誘われて昇段審査(@静岡市北部体育館)に行って来ました。
 結果は「言わずもがな」、2本の矢が的を嫌い数分の審査で撃沈しました。控室に帰ってきた年配女性が独り言をブツブツ言いながら「しょげ返って」いましたが、多分、自身も他人からはそう見られていたのかもしれません。帰りの車中で同様に四段を受審した先輩が「なんか何回も落ち続けていると人格を否定されているように思えて来るよぅ~」と嘆いていました。これは「ドキッ」とした言葉でしたが、確かに「老後の嗜み」とは言いながらも、自己評価というものが多分に「相対的」なものなので、何回も落ち続けるのは「残酷」な試練といえるかもしれませんね。
 帰宅後は気分転換のため直ぐに「ゴルフ打ちっぱなし」に行って汗を流しました。そして可愛い孫を抱き愛犬と戯れる。明日になれば今日の事がきっと遠い昔の話になっていることでしょう、、、そう願って寝ます(合掌)。