今日24日(水)はお客様3人と三島カントリークラブに行ってきました。写真右のお客様(83歳)は8年程前に病気になり右半身マヒを発症し、大好きだったゴルフを全く止めてしまっていました。運転免許証も返納していた為、2年ほど前から小生がご自宅に出張して月2回くらいの頻度で施術をさせて頂いていました。
施術中はゴルフや昭和歌謡などの話を楽しくさせて頂いていましたが、徐々に手足に力が戻ってきて、最近では術後の屈伸もしっかりと出来るようになってきていたので「この調子なら、ゴルフ出来そうですよぅ!リハビリのつもりで一回一緒に行きましょうか?」とお誘いすると、「じゃぁ、迷惑を掛けるかもしれないけど頼むよ!」ということで今日のラウンドに至りました。
8年振りに引っ張り出したクラブはカビが生えていたそうですし、スタート前に靴底がパックリと剥がれてしまいクラブハウスに戻り新品を買いました。8年間というブランクはやはりすさまじいものがあります。ゴルフボールも全て処分していたのでスタート前に半ダース購入されました。それ以上ロストが出たら小生のボールを差し上げるつもりでしたが、何となく18ホール回るのにいや~な予感(各ホールで足を揉むことも覚悟?)を感じていました。
しかし、スタートするや否や小生の不安は杞憂であったことを思い知り、むしろ自身に焦りが生じてきました。とにかく上手いのです!!もちろん距離は飛びませんが安定したショットでスコアをまとめてきます。心配したボールは一つも失くしませんし、17ホールが終わってトータルスコアは何と小生が一つ負けていたのです(8年間クラブを握っていなかったお年寄りに...)。という訳で最終18番ホールで頑張って挽回し何とか面目を保つことが出来ましたが、たぶん、お客様が加減してくれたのだと思います。
弓道の「礼記射義」の教えに、「己に勝つものを怨みず、却ってそれを己に求めるのみ」という教えがありますが、な~んにも身についていませんでしたね~(涙)。