22日(日)は各地で夏日を超え、汗ばむような陽気でした。日頃から「わしゃ、足がしびれてるから、もうじき歩くことが出来なくなる。歩ける今のうちにいろいろな所に連れてけ!」と五月蠅いバーバラ(母)のガス抜きのため、当初は小室山(伊東市)のつつじを観に行く予定にしていましたが、過去何回も訪れているので今回は急遽、妻の企画で「藤の花見」に連れて行くことにしました。
「藤の花見」は東名高速の吉田ICを下り 1.林泉寺長籐、2.吉田町展望台小山城、3.蓮華寺池公園藤まつり(藤枝)、4.焼津さかなセンターで昼食という企画で朝8時には家を出ました。
林泉寺長籐は境内にある藤棚からカーテンのように長く垂れ下がった藤の花の見事さに圧倒されました(写真1)。長藤の下で男女2名が尺八によるジャズ(?)の生演奏をしていたのも雰囲気があって素晴らしかったです。その後、少し離れた所にある小山城へ行き天守閣まで階段を登り吉田町の全域を眺めました(写真2)。
さらに車で移動して蓮華寺池公園に行きましたが、すごい人出で随分遠くの有料駐車場へ誘導されてしまいました。池の周りにはつつじや藤棚があり歩いて一周しました(写真3,4)。その後、焼津さかなセンターでおいしい海鮮丼を頂きました(本当に旨かった!)。
帰宅後、スマートウォッチの歩数を確認したら10000歩を超えていましたが、どういう訳か妻はそれより2000歩ほど少なかったので「お父さん、チョコチョコあるいて歩数を稼いでるんじゃないの?!」と言われてしまいました。しかし、多少の誤差があったにしても86歳の年寄りがアップダウンのある道や階段のある山道を全て歩き通したというのは驚きです。「もう歩けなくなるから...」とか、「そんなに長く生きられないんだから...」という憐れみを誘う言葉が如何に空々しいことか、わかっちゃいるけど、しょうがないですねェ~。翌朝に「昨日何処に行ったか覚えてる?」と聞いたところ「何処に行ったっけ??」だって。。。。どうも無理して遠くまで行く必要は無かったようですねぇ。