今日29日(日)は埼玉の方面に行く予定がありましたが、大型台風が到来するということでプランを変更して夫婦で柿田川サントムーンへ映画を見に行くことにしました。映画のタイトルが「ブレードランナー2049」というものだったので、昨夜ビデオに録画しておいた前作「ブレードランナー」を観てストーリ-の内容をよく理解して(したつもりで?)観ることにしました。

 雨の日は映画館には大勢の人が来ているだろうと思いきや、チケット売り場は予想外に少なく、さらに上映場に入ったら観客は20名くらいで閑散としていました。どうしてなんででしょうかねぇ~? 雨でも休日の楽しみ方が多様化してきているからでしょうか、映画館の経営も大変ではないかと思ってしまいます。
 さて、上映場で席に着くや否や、妻から「寝ないでね!」と注意されたのですが、昼食でカレーライスを食べすぎた所為か上映開始から間もなく睡魔との戦いになり、時々、意識を失いかけましたが、妻が腕をつねるので頑張ることが出来ました。
 前作を観たばかりなので比較的内容は理解できた方だと思うのですが、展開が早すぎて(小生にとっては?)所々ストーリが繋がらず理解できないところもありました。前作から30年も経ってからの続編というのもすごいと思いますが、近未来のCG映像の作り込みは流石で迫力満点で楽しめました。アメリカ人の発想、創造力は本当に素晴らしいなぁ~と感心してしまいます。
 昔の映画で表現された近未来が多くの部分で現実化されているので、非常に恐ろしいものも感じてしまうのですが、近未来の空を飛ぶ自動車が何故雨でワイパーを使っているのか、ちょっと違和感を感じる点もありました。しかし、現在、コンピュータの世界ではAI技術が一部実用化されてきていますし、行きつくところ人間と同じ感情を持つアンドロイドとの共存という世界もあり得るような気もします。日本人は特に「生きとし生けるもの」に魂を感じる所がありますし、供養祭と言っては「もの」に対しても同様の感情を傾ける気質があるので、AI機能を持つロボットと日常的に会話をするようになったら「情」が移って手放せなくなってしまいますねぇ~。

 そんな事も考えながら3時間近い上映を楽しむことが出来ましたが、上映場から出てくると妻が「お父さん、鼾が五月蠅くて、恥ずかしかったよぅ!」と怒られました。自分では頑張っていたつもりだったのですが、知らず知らずのうち所々で意識が「落ちて」いたんですねぇ~...(反省)。