最近は弓道の自虐ネタばかりで自分自身少々食傷気味ですが、けじめとしてアップさせて頂きます。
昨日15日(日)は朝から激しい豪雨と強風で台風のような天候でしたが、毎度懲りもせず弓道4段昇段審査のため富士宮に行ってきました。
出掛けにバーバラ(母)が「弓道の段を受けに行くだぁ?」「そりゃぁ、何かの役に立つのかね?」「やくてぃぁ~(益体)もにぁ~(無い)ことしてるじゃにぁ~よ!」と悪態を背中に聞きながら、同期の女性2人と一緒に車で出かけました。バーバラの悪態は極めて正論であるので言い返すことができません。「こんな悪天候では不合格もやむなし」と運転しながら不合格の言い訳を考えていたのですが、富士に入るとほとんど雨風が止んでいました(残念です...?)。
こんな後ろ向きな気持ちでの審査ですから、結果は言うまでもなく2本とも的を外して不合格でした(4段は2本的中が必要条件)。3段までは一発合格だったのに、その後丸2年足踏みをしていることになります。しかしながら、小心者にとっては審査本番で2本的中させるのは至難の業です。そもそも審査前に教士の先生方5人による模範射がありましたが、合計10射で的中3本という状態でしたから、小生ごときが合格するためには相当に「運」が味方してくれなければ無理かなと思います。今回の4段合格率は20%(3人/15人中)でしたから、それなりに難関と言えそうです。気落ちして会場の外に出ると富士山が「秋にまたいらっしゃい!」と優しく言ってくれているようでした(;´д`)トホホ。
審査というのはやはり独特な緊張感を味わえますし、不合格という屈辱感も生活へのアクセントになり得難いものがあります。ゴルフ他を含め屈辱の方が多いというのは精神衛生上はあまり良くないかもしれませんが、こんなジジイの自虐ブログでも同様に弓道昇段審査にチャレンジして悩んでいる方々への励ましになれば幸いです。
同期の女性2人が合格していたら帰りの車がつらいなぁ~と思いきや、皆さんお付き合い宜しく3人全員が不合格となってしまいました。帰りの車中は不合格にも関わらず(?)妙に高いテンションで話が盛り上がりました。同期の絆はますます深いものになってきたような気がします。